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「柳腰(やなぎごし)」

柳のようにしなやかで細い腰つきという意味で、古来美人の表現です。

柳に雪折れなし。柳に風折れなし。

いずれも古語ですが、柳の枝の柔軟性とたおやかさの反面にある強さを言い当てています。
いずれにしても日本語で柳を否定的な比喩で用いている例はほとんど見かけません。
どちらかというと賞賛の材料です。

ヨーロッパを起源とし、しばしば女性の身体のフォルムがモチーフだとされるギター。
もちろんギターの一種であるカバキーニョも膨よかな西洋の女性の身体付きを思い起こされます。
我々の新しいデザインのカバキーニョ「柳(やなぎ)」。
日本女性の強くしなやかな腰つきをモチーフにしています。
ひとまわり小さいボディーは抱えやすく、持ち運びにもかさばりません。

木材は全て日本製にこだわり、塗装も日本女性の肌を思わせる繊細で上品な最高級ギターにのみ用いられる塗りを採用しています。

カバキーニョ試奏動画で実際のサウンドをお確かめ頂けます。

楽器のご購入方法や試奏についてはこちらから

トップ:モンタナファーオールドグロス(松)

サイド、バック:ジャパニーズアッシュ(タモ)

色味やサイズについては個体差があります。

リズミカルに開いた複数のサウンドホール は、簡素で落ち着いたデザインながら軽やかなひらめきを表現しています。
またピック奏法では避けられないひっかきキズ防止用ピックガードが表面板をいつまでも美しく保ちます。
背面板はより豊かな響きが生まれるラウンド加工を施しました。ネックは長期使用に耐えるよう硬い木材を埋め込み、デザイン的にも魅力の1つになっています。
響きの良さを最大限に活かすため木材は極力薄く仕上げ、従来のカバキーニョに比べて驚くほど軽量です。
またボディーは「禅」よりも小ぶりですが、胴の厚みがありボディーエンドからブリッジまでを少し長めにとったので身体の小さな女性にも余裕を持って抱えていただけます。